背と座の柄を連ねた張地張替
修理内容は、張地張替・クッション材交換・ぐらつきの直し・座板交換です。
ビフォーアフター
張地張替・クッション材交換
布から布へ張替えました。
ぐらつき直し・座板交換
ぐらつき直しは、椅子をできるだけ解体してから再接着する処理をしました。
座のベースの板が割れてしまっていたため、交換しました。
修理の特徴
生地の柄選び
今回は、生地の柄のどこを使うかは弊社にお任せいただきましたが、お客様にご指定していただくこともできます。
生地のつながり
生地の柄が背もたれと座面でつながっているように生地を張りました。
背もたれの裏表
背もたれの裏と表は同じ柄です。
6脚を修理
全部で6脚の修理を承り、すべて同じ生地で張りました。生地の柄の位置も統一しました。
店主のコメント
小椅子の張替えで張地に大柄の生地が選ばれることがたまにあります。柄が隠れてしまう部分があることなど、少し気になる点をお客様に確認させていただくのですが...きっとその生地がお客様の感性に強く訴えかけているのだと思います。できあがると、綺麗なケースがほとんどです。