「座れば楽」は本当?

立っていると脚が疲れます。
ですから皆さん、椅子に座っている方が楽だとおっしゃいます。
しかし身体の構造から上半身を考えると、立っている時の形こそ、最も負荷のない、自然な形なのです。
デスクワークが多い方に腰痛や肩こりが起きやすいのは、座ることで身体の自然な形が崩れ、上半身に負荷がかかるからです。

つまり、「座れば楽」は必ずしも正解とは言えないのですね。
とはいえ、やはり脚は疲れますし、座っていながらできるだけ自然な形に上半身を整えたいというのが現代人の要望です。
ここで注目したいのが椅子の形、特に「背もたれ」です。
背もたれの機能は上半身をしっかり支え、負荷を軽減すること。
さらには、人間の身体構造を踏まえ、最も自然な形に導くデザインを考えて作られているのが、リッジーのような「人間工学に基づく椅子」なのです。
普段何気なく座っている椅子の形を意識してみると、腰痛や肩こり、疲れに効く椅子が選べますよ。